Zend_Db_Tableに接続先となるDBの情報を指定する必要がある。
※指定するのはZend_Db_Adapterクラス、でZend_Db::Factory()で生成すればいい。
Zend_Db_Tableの継承クラスに指定する方法はいくつかあるので、必要に応じて使い分ける。
a)Zend_Db_Tableのコンストラクタで接続先情報を指定する
b)Zend_Db_Table::_setupDatabaseAdapter()をオーバーライドして、接続先情報を設定する。
c)Zend_Db_Table_Abstract::setDefaultAdapter($db)ですべてZend_Db_Table継承クラスに対して、接続先を指定する。
※a),b)の指定が優先される。
b)は接続先が他のテーブルと異なる、かつ、接続先の設定変更しないような場合に使う。
通常のアプリケーションでは、テーブルがひとつということはほとんどないので、c)の方法でBootstrapで記述しておけばいい。
------コード例-------
$db=Zend_Db::factory('Pdo_Pgsql', array(
host=>'localhost',//接続先ホスト
username=>'dbuser',//DBユーザ名
password=>'dbpass',//DBパスワード
dbname=>'DB NAME'//DB名
));
Zend_Db_Table_Abstract::setDefaultAdapter($db)
------ここまで-------
Zend_Db::factory()メソッドで指定する場合、配列で直接指定するほかにZend_Configを利用して外部iniファイルに設定を記述することもできる。
Zend_Applicationを利用する場合は、リソースプラグイン(Zend_Application_Resource_Db)を利用できるので、以下のように記述しておけば、勝手にデフォルトアダプターとして設定してくれるので便利
-------application.iniでの記述例---------
resources.db.adapter = pdo_pgsql
resources.db.params.host = localhost
resources.db.params.username = dbuser
resources.db.params.password = dbpassword
resources.db.params.dbname = dbname
resources.db.isDefaultTableAdapter = true
-------ここまで----------
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